探偵に向いていている人の資質や適性を知ろう

探偵調査員の仕事内容から見る、探偵向きの資質や適正について

探偵調査員の仕事内容から見る、探偵向きの資質や適正

映画やドラマの影響で探偵に憧れたことがあるという人は少なくないでしょう。ひょっとしたら、実際に探偵になりたいと考えている人もいるかもしれません。
しかし、探偵という職業がどのようなものかは知っていても、どのような資質や免許が求められるのかは分からないという人も多く存在します。


そこで、今回は探偵調査員の仕事内容を見ていきながら、探偵に向いていている資質や適性について紹介していきたいと思います。
もし、探偵になりたいと考えているのであれば、まずは今回の記事を読み、適性があるかどうかを確認してみて下さい。


探偵の仕事内容とは?

適性や資質を知るためには、まず、仕事内容を知る必要があるでしょう。
しかし、探偵の仕事と一言でいっても、その内容はかなりの多岐にわたります。
代表的なものでは、浮気調査や人探しの依頼があります。


そして、当然ですが、これらの調査にはそれぞれの異なったスキルが求められます。
浮気調査の場合、張り込みや尾行のスキルが必要ですし、人探しの場合には聞き込みや集めた情報を元にして、対象者の行動を予測するというスキルが必要になってきます。
必要なスキルが違ってくるということは、当然、それにあった適性や資質も違ってくるということ。


次章では、上記で紹介してきたそれぞれのスキルに必要な資質や適性について詳しく紹介していきます。


探偵に向いている資質や適性とは?

探偵への依頼の中でも特別多いのが浮気調査。


その浮気調査において必要なスキルは張り込みや尾行です。
では、これらのスキルを身に付けるうえで求められる資質や適性とはどのようなものがあるのでしょう。

例えば、対象者が建物に入ってしまった時、調査員は外で待っておく必要があります。
しかし、ただぼんやりと待っていればいいというわけではありません。この待つという行為は、集中力と忍耐力が必要になってきます。
なぜなら、いつ出てくるか分からないからです。


一瞬でも気を抜いてしまうと、対象者が浮気相手と出てきた時に証拠画像を撮影できないことにもつながるので、常に一定の緊張を保っておく必要があります。
つまり、探偵には集中力と忍耐力が求められるということ。
また、浮気調査においては尾行スキルも必要になってきます。


尾行スキルには、体力と、とっさの判断力が必要になってきます。対象者を尾行する時、ほとんどは対象者がどこに向かうのかが分かりません。
また、当たり前ですが対象者に尾行している事を悟られないようにしなければいけないのです。対象者に気付かれる事なく見失わないように尾行するには、とっさの判断力が重要になってきます。
また、長時間の尾行にも対応できるだけの体力も必要になってきます。
つまり、探偵に求められる資質や適性の中には、忍耐力と集中力、体力ととっさの判断力があるということになります。


次に大切になってくる資質や適性が、コミュニケーション能力です。
探偵には、人探しの依頼も多くよせられます。
そして、人探しにおいて重要なスキルとなってくるのが聞き込みです。
いかに、相手に不信感を与えず、必要な情報を入手するのかという部分で、コミュニケーション能力は必要不可欠なもの。もし、誰とでも仲良くなれるという自信があるのであれば、あなたは探偵に向いている資質と適性があるといえるでしょう。


ここまで、資質や適性について紹介してきました。
続いては免許についてです。
実は、探偵になるために必要な免許というものは存在しません。しかし、先程も紹介した通り、探偵の業務には尾行や張り込みが必要になってきます。そのため、運転免許は必須といえるでしょう。


全ての業務に必要な資質や適性とは

探偵のもとへ訪れる依頼者の多くが、自分が依頼したことを誰にも知られたくないと感じています。
誰にも知られる事がないと分かって初めて依頼者は安心して依頼できるのです。だからこそ、探偵にとって最も重要な資質や適性が「口が堅いこと」という部分にあります。
依頼者の心境を考え、依頼者の不安を共に感じる。抱えている問題を解決するために最善を尽くして、依頼者の不安を解消していく。そんな、依頼者の心に寄り添える親身さも、探偵にとっては重要な資質です。


それから、些細な情報も見逃さない洞察力や好奇心。また、問題解決能力も必要になってきます。
先程、必要な資質や適性で体力をあげましたが、体力だけあっても充分ではないのです。考える力も同じぐらい大切な資質であり適正になります。

まとめ

探偵に求められるスキルは決して低くありません。だからといって、絶対に不可能なものでもないのです。

ここまで、探偵向きの資質や適正について紹介してきましたが、必ずしも全てを兼ね備えておく必要はありません。
大切なのは、自分の現状を知り、どの資質や適性があり、どの部分が足りないのかということを知ることにあります。


もし、探偵になりたいのであれば、上記で紹介してきた資質や適性と自身の能力を照らし合わせ、現状を把握して改善点を見つけて改善していく事が大切になってきます。
調査を進めていく上で、自分のことを知っておくということは、必ず役に立ちます。


本気で探偵になりたいと思うのであれば、資質や適性だけに縛られるのではなく、自分の現状を知り、自分なりの戦略を立てていくことが何よりも大切になってきます。
なぜなら、これこそが探偵に必要な考える力に繋がっていくからです。


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